3度目の八郎潟遠征なのだ。1度目は2年前の夏、北海道放浪の旅の帰り道に立ち寄った2泊3日。2度目は昨年のGWの3泊4日。今年は仕事の都合で2週間ちょっとの夏休みが取れたので、長い遠征を計画した。
1度目は一人で、2度目は3人で、今回ははじめは2人だが途中から一人になる。同行するのは友人Ny。残念ながらNyにはほとんど運転を期待できないため、自分ひとりで秋田までの長距離運転をするつもりでいた。
金曜の夜から出発しようと思っていたのだが、あいにく季節はずれの大型台風上陸とバッティング。テレビで台風情報を見ながら、出発を延期することに決めて、土曜の昼過ぎまでゆっくり寝て体力を蓄えた。
なんとか雨が上がった土曜の夕方から活動開始。荷物を積み込み、いざ出発。あちこちで買い物に寄っているとすっかり遅い時間になっていた。
東京西部の郊外から一般道を走り国道298号から国道122号へ。できるだけ高速料金を節約しようと東北道の岩槻ICのゲートをくぐったのが土曜夜の23:30。
思ったよりも車が多い東北道をひたすら北上した。ラジオでニュースを聞くと、台風10号は本州を抜けつつあり、北海道へ上陸するとか。この時期に本州上陸する台風も珍しいが、北海道に上陸するのはさらに珍しい。
たまにトイレ休憩する程度で、なんとか岩手県入り。北上JCTから分岐して秋田道へ。秋田県に入って、西仙北SAで休憩していると、どんより曇った朝を迎えた。
東京から約7時間。600kmの道のりを一人で運転していると、いくら運転が好きな自分でもさすがに疲れてきた。
このまま、八郎潟へ行っても大雨による増水と濁りがきつくて釣りにならないだろうし、キャンプ場へ行ってもぬかるんだ地面にテントを設営するのは避けたいので少しでも乾いた後にしたかった。そこで八郎潟最寄の昭和男鹿ICよりも手前にある秋田南ICで高速を降りて、秋田港へ向かうことにした。
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