8月13日(水)

 


 夕暮れの雷雨からはじまった大雨は一晩中続いた。

 テントが心配で何度も起きてみると、タープがあるので今までのように頭上からの雨漏りや内側の湿気の水滴はなかった。しかし、明け方に気がついたのは、床面からの水の浸入だった。

 テントの床面が汚れるのを防ぐのと、冷気が直接当たらないように、テントの下には緑のシートが敷いてあったのだが、そのシートとテントの床との間に水が大量に貯まってしまい、その水がテントの床から漏れ出してテントの中を水浸しにした。

 いったん濡れてしまったものは仕方ないので、朝はゆっくり眠ることにした。幸いにもエアベッドがあるから、床上浸水してもベッドの上は平気なのだ。

 遅い時間に起き出してみると、いつの間にか雨は止み、晴れ間が出てきた。これを機会にテントの中のエアベッドなどの荷物を外に出して、タープの下からテントを引きずり出し、広場の中央に裏返しにして干した。

030813_110856
タープの下にテントがない状態。

あるのはテントの跡だけ。

030813_110929
テントとシートは広場の真ん中で干しているのだ。

エアベッドのおかげで床上浸水しても気にせず眠れた。
030813_110907
ついでに寝袋なども干した。

030813_130727
洗った食器はこのネットに干していた。

100円ショップで見つけた。今回とても役立つグッズであった。ホントは釣り用の魚を入れておく網だと思う。

この時間から釣りする気になれないので、偵察をかねて移動
030813_155442
八郎潟から西へすぐ、日本海に面した「若美漁港」。

もちろん海釣りの様子見。
030813_160307
防波堤の先で、キス狙いの投げ釣りの人たちがやっていた。

小さなフグはあちこちに捨てられているくらい、いくらでも釣れてしまうらしい。
030813_163505
外洋に面したテトラでは、メバルやソイが釣れていた。

これらはルアーフィッシングの対象魚なのだが、ここのテトラは非常に歩きにくく危ない。夜だったらぜったい無理。
030813_162434
むこうには「宮沢海水浴場」が見えた。黄や青の建物は海の家のようだ。

来る途中で海水浴客を見かけたのは、むこうの砂浜に向かった人たちだった。
030813_181707
夕まずめのいい時間帯になってきたので、バス釣り。

西部承水路のポンプ水門。

しかし、まったく反応がないので移動。
030813_184338
西部承水路外側、野石橋から少し南。

道路が舗装工事中で、護岸は新しくなったばかり。

浅いためかアシの切れ目が多いので、岸から狙いやすい。

たぶんこのあたり
030813_184302
アシ際で釣れたコバス。

20cm前後。

030813_185110
2尾目はもっとコバス。

15cmくらい。
030813_184604
どちらもエコギア・カーリーテール、スプリットショット。

030813_184354
←なんて書いてあるが、岸近くは非常に浅く、遠投しても深くなっているところはわからなかった。

トップ系のプラグを遠投しても反応がないので、納竿。

【本日の釣果】
八郎潟西部承水路…2尾


 野石橋から南は最近護岸されたばかりのようで、岸のコンクリが白く新しい。アシの切れ目があちこちあるが、浅いためか水が悪いためか、魚は少ないようだった。

 この護岸沿いのアシの切れ目に小さな流れ込みがあり、絶好のポイントと思われる場所でNyがヒットしたのだが、アシに絡まって痛恨のラインブレイク。かなり大きかったらしい。Nyはあとあとまで、フックとラインを付けたままのバスの行方が気になっていた。

 このあと、キャンプ地に戻り、夕食を食べ(何食べたんだろ?)、寝た。

 ちなみに、Baチームはこの日を最後に帰って行った。彼らはフローターもあったし、宿もあって、釣行スタイルや生活パターンが違うため、あまり一緒に釣行しても不便だったのだろう。

 最近明け方になると雨ばかり。雨さえ降らなければ、明日こそ早起きしたいと思っていた。


【翌日へ】

▲UP