【本日の釣果】
三種川上流…0尾
三種川河口…3尾
妹川?河口…1尾
電車の時間が迫っていた。Nyのもつノートパソコンにデジカメのデータを転送。SGGへの画像のアップロードはNyに任せた。
国道へ出て、秋田市へ。市街地の渋滞を抜けて、秋田駅の目の前に着いたのは、電車の出発時刻のギリギリだった。Nyを車から降ろし、再び市街地を走っているうちに道を間違えて迷ってしまった。そんなときにNyから携帯メール。かろうじて電車に間に合ったらしい。これで一安心。
住宅街を抜けて、なんとか思い通りの道へ出ると安心。慌てることがないのでゆっくり八郎潟方面へ。途中、国道沿いのカジュアル洋服店へ立ち寄り。夜の寒さが堪えるので、暖かそうな上着を探した。すると680円でフリースのジャケットが売っていた。季節外れの売り残り品らしい。どうせキャンプ地で着れば汚れてしまうので、色やスタイルよりも安く暖かく過ごせればいいのだ。
暗いキャンプ地へ戻ると、すっかりテントが減って静かだった。お盆休みが終わった日曜の夜。普通のキャンパーは帰るのが当たり前だろう。ボク以外にテントは2張りだけ。大きなタープにテーブルなどの設備が整い、ハンモックで昼寝したりダラダラ過ごしているグループ。そして、島根ナンバーのオフロードバイクに乗った坊主頭の男性1人。
坊主のライダーはボクらより2-3日後からこのキャンプ地にいて、昼間はテント前で本を読んだり小さなウクレレのような楽器を弾いたりしていて、なんとなく存在が気になっていた。
その坊主ライダーのテント場所が移動していたのだ。いつもの場所(ボクのテントの正面)からいなくなっていたのでキャンプ地を出たのかと思ったら、ほんの30mほど移動して、ボクのテントのナナメ前に移っていた。
ちょうどその夜、偶然にも炊事場で遭ったので坊主ライダーに声をかけた。何日もお互いの存在は知っていたのに、やっと話す機会ができた。テントを移動したのは違った風景が見える場所で過ごしたかったから。弾いているのは「三線(サンシン)」という沖縄楽器を模した手作り。昼間のんびり過ごして、出かけるのは近隣のスーパーで安い食材を探しに行っているだけ。
なんだか、気の合いそうな人だった。明日の夜いっしょに飲む約束をした。久しぶりのアルコールだ。
【翌日へ】
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