この日は早朝から早起きして釣行に出た。夜中に雨が降ったが、朝はかろうじて止んでいた。空はどんより曇って今にも降り出しそうだった。
早朝の中央幹線水路でキャストしていると、「ここは○○…!」とよく聞き取れないが誰かに声をかけられた。「へ?はぇ?」みたいな生返事をするとbabiだった。
道路脇に止めたNy号を見て、やってきたらしい。少し話したあと、別々に狙いのポイントへ。
このあと、東部承水路の内側のポンプ水門などあちこち移動して試したが、まったく反応なし。人が多すぎるのか、水温が低いのか。釣れる気もしなくなってきた。
八郎潟を出て、北上すると浅内沼という大きな池がある。昨年、水辺に近づく道を見つけたので、その場所へ行ってみた。
池にはボートや陸っぱりのバサーが数人いたが、さっぱり釣れる気がしない。次第に雨が降り出した。カッパを着て釣行。雨のせいで水位が上がり、田んぼのあぜ道まで池の水があふれていて、そのあぜ道を長靴がギリギリの水深まで水に入りながら、キャストを続けた。しかし反応なし。
諦めモードで歩いていると、すぐ隣りに小さな池があるのを見つけた。浅内沼と水路でつながっているようで、その流れ出し付近にはブッシュやゴミが多く、あやしい匂いがプンプンしていた。
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