淡路四国遠征
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2003/4/26
〜4/30
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4月30日(水)

 


 門入ダムの芝生でテント泊した朝。この日が遠征最終日。

 前夜の車中泊のせいで疲れていたはずなのに、深夜から降り出した雨が気になって何度も起きてしまった。雨が強ければ簡単に雨漏りしてしまうテントだから心配だったのだ。

  明け方、ふと寝袋から手を伸ばしてテント床面のシートを触ってみると、やはり水が溜まっていた。明るくなったテントの生地を見ると、フライシートがベッタリと貼り付いていた。これでは雨漏りした水がテントの床に溜まっているのは当然。それでも銀マットがあるおかげでシュラフは端のごく一部だけしか濡れていなかった。

 外はまだ雨が降っていたし、雨漏りしてしまったものは今さらどうにもならないので、2度寝することにした。

  起きてからもしばらくテント内でうだうだしていたが、雨足が弱くなったタイミングを察して片付けることにした。翌日は仕事に戻るのだ。いつまでもゆっくりしていられない。

 シュラフや炊事道具などを車に運び、テント単体になったところでペグを抜いて持ち上げる。自立式のドームテントだからこそできるわけで、さらに190×190cmの小型サイズだから1人で持って歩くことができる。広場の向こう側にある屋根と木製テーブルがあるところまで運び、雨に濡れず地面の泥水にも付けずにたたむことができた。しかし、しっかり濡れたテントは雑巾のように水が滴り落ちた。仕方ないのでそのまま車のルーフボックスに放り込んだ。こんな時ルーフボックスは便利だ。

  片付けて落ち着いたので、そのテーブルでカップラーメンの朝食。コーヒーを飲みながら雨がしとしと降る芝生の広場やダム湖の様子を見ていたら、軽自動車とカブのバイクからカッパと長靴姿のオバちゃん3人がやってきた。同じようにテーブルの上でお茶とお菓子を並べて井戸端会議らしい。畑作業の休憩なのかもしれない。

 今日のスケジュールを考えた。とにかく明日の朝には東京に戻っていなくてはいけない。しかし、目の前にはバスが釣れる湖面が広がっているのだ。それも他に釣り人はいない。少しだけもで釣りに行きたい。うむむむ。

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テントのフライシートがしっかり貼りついていた。これだから安物のテントは雨漏りしてしまうのだ。
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お世話になったトイレと手洗い場。テントはこの奥に張ってあった。

誰もいない静かな広場だった。
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すべて片付いたので最後の釣り開始。

カッパを着込んで先日の橋脚まわりから。
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釣れた。サイズは30cmくらい。

雨の波紋のせいで水中から人の気配を感じにくいのからだろうか。もちろんこちらもバスの姿が見えない。

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SAWAMURAバレット・ノーシンカー。
大きめサイズのほう。

フックに薄く切ったゴム管を刺してある。このせいで障害物に触れてもワームがズレにくいのだ。ここは水草の上に沿ってワームをひくので水草に引っかかってズレないよう工夫した。(雨だからリグ変更は面倒なのでワームを変えないつもりだからこそできた)
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崖に沿って落として釣れた2尾目。30cm弱。
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続いて3尾目。20cm台のコバス。

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さらに釣れたのはギルだった。ワームもフックもどう見ても口に入らないサイズなのにフッキングしてしまった。

これでやる気が失せてしまい納竿にした。今回の遠征釣行はこれにて終了。

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ダム湖から少し上がると、自然を生かしてきれいに整えられた施設がある。

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こんなデザインの凝った橋をくぐり、駐車場に車を停めると・・・
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門入の郷の「カメリア温泉」。

ここは2度目だが、雨でしっかり濡れたしカッパ着て釣りして汗かいたし、これから長距離運転が待ち受けているからさっぱりしたかったのだ。
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清潔なロッカールーム。雨降りの平日の昼間はさすがに利用客が少ない。
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広くもないし露天風呂もないが、好印象の風呂だった。
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休憩所ではお年寄りたちに混じって、まったりするに限る。
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施設内の食堂で安いからと食べた天ぷらうどんに驚かされた。天ぷらの具の豊富さと真っ当なさぬきうどんらしい麺の美味さ。この具の量でたった350円。肉うどんも同じ値段で美味かった。

入浴施設のおまけ的な食堂だからとあなどってはいけないのだ。
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まったりし過ぎたので急いで帰路に。香川から徳島・鳴門へ。

鳴門スカイラインの展望台から「内の海」の眺望。

いつのまにか雨は止んでいた。
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行きと同じように大鳴門橋を渡って淡路島へ。
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もちろん淡路島は一般道を走った。

夕暮れの田園風景の中、やや急ぎぎみに。


 本日の釣果。
  門入ダム…3尾 (+ギル1尾)。

 このあとは淡路島北端の淡路ICから明石海峡大橋を渡り、垂水ICで降りて一般道へ。国道2号から43号、西宮ICから名神高速。あとはひたすら夜の高速道路を東京方面へ。

 復路は中央高速を使うことにした。なんとかがんばって先へ先へと進んだのだが、夜遅くになるとさすがに眠くなり、岐阜県の恵那峡SAで仮眠をとった。

 この恵那峡SAの「もつ煮丼」は赤味噌を使ったもつ煮で、最高に美味かった。

 明け方起きて、平日朝のラッシュが始まる前に東京に着こうと、SAの駐車場からそそくさと出発。

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雪が残る中央アルプスの山なみが美しく見えた快晴の朝。

でも気分はけっこうアセっていた。
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富士山が見えた。東京はもうすぐだ。


 ラジオの渋滞情報を聞きキロポストの表示を見ながら、けっこう車の多い上り線を先へと急いだ。三鷹料金所から渋滞がはじまっていたようだが、その前の国立府中ICで降りて、なんとか仕事に間に合うように帰宅できた。

 ほんの1時間ほど仮眠して仕事に出かけた。またいつものサラリーマン生活がはじまった。

 遠征の釣果計。
  17尾。全てワーム。40upは適わず。


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