金曜の夜。仕事から帰ってから荷物を積み込み、深夜に出発。途中、深夜営業のスーパーに寄ってインスタント食品などを買い込んだ後、川崎府中ICから東名高速に入った。深夜の高速道路をひた走っていたのだが、すぐに嵐のような強風と豪雨に会い、非常に疲れる運転を強いられた。そして、まだやっと静岡県に入ったばかりなのに、やはり疲れもあったらしく、どうにも運転できなくなって駒門PAで仮眠をとった。
起きてみるとすっかり朝。ゴールデンウィーク前半初日の土曜日がはじまっていた。急いで先へと進んだのだが、すでに車が多くスムーズとはいえない往路となった。このままでは目的地に着く頃には夜になってしまい、今日の釣行は間に合わないかと思われた。まだまだ先は長い。
東名から名神へ。普段なら高速料金を節約するためできるだけ一般道を走るのだが、今回は時間がないので高速道路を使って先を急ぐことにした。
途中のSAで、このまま淡路島まで行く道順を聞くと、担当のオバちゃんは待ってましたとばかりに用意した地図を見せながら正確にわかりやすく流れるような説明をしてくれた(もちろん流暢な関西弁で)。日常茶飯事受ける質問なのだろう。それだけ明石海峡大橋へ通じる道は分かりにくいのだ。
名神高速→阪神高速3号神戸線→第二神明道路→神戸淡路鳴門自動車道→明石海峡大橋、という道順。
昨年の夏は神戸で名神を降りて一般道、そして明石港から「たこフェリー」に乗って淡路島に上陸した。費用は少しばかりフェリーのほうが安く、たった30分の船上とはいえ情感もあり、時間的な余裕があればフェリーを使いたかった。しかし今回は時間の都合と天候がいまいちで船上の景色も楽しめないだろうから、明石海峡大橋を渡り、すぐの淡路ICで淡路島の一般道に出ることにした。
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