淡路四国遠征
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2003/4/26
〜4/30
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4月29日(火・祝)

 


 道の駅「香南楽湯」の駐車場で車中泊した朝。

 暑くて目が覚めた。つまり、すっかり陽が登った時間になっていたのだ。また今日も早起きできなかったことに後悔しながらダラダラを車を出た。車中泊は手軽に夜を過ごせるのだが、狭いうえにマットを敷いても傾いた状態で横になるので、ぐっすり眠れないし疲れも取れない。

 駐車場でシュラフをたたんだりして車内の荷物を片付けていると、掃除のオバちゃんがやって来たので挨拶した。ちょうどロッドを車外に出していたところで、釣りが目的だという話をしたら、近くの池にはよくボートが浮かんでいるらしいことを教えてくれた。その池までの道順を詳しく聞いたので、そこを本日最初の目的地とすることにした。

 高松空港の近くには野池がたくさんあり、そのうちの一つだった。しばらくウロウロ探しているうちに陸っぱりバサーがいたのでその池を試してみた。道の駅のオバちゃんに聞いた池とは違うかもしれないが、まあとりあえず。

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ギルのアタリは多いが、バスは釣れなかった。対岸の堰堤にバサーとヘラ師がいた。

民家と畑に囲まれた野池。

すぐ隣の畑で農作業していたバアちゃんに「釣りの人が畑に空き缶捨てていくんだよねぇー」と言われてしまった。バサーのマナーの悪さがここでも露呈していた。
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近くの別の野池も試した。

竹やぶの向こう側へスピナーベイトをキャストしたら、なかなか良さそうなサイズのバスがかかったのだが、水面の枝にひっかかり、なんとか枝から外そうと苦労しているうちにバスは逃げていた。
うーん、悔しい〜。
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陸っぱりしやすく、シェードや水草もあるのだが、釣れなかった。オーバーハングの下が攻められたら釣れていたのかも。

奥のほうには釣り人のゴムボートが見えた。

あきらめて、うどん店探しに出発。

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住所から付近を探し人にも聞いてやっと見つけたのは普通の家のような製麺所「田村」。
しかしすでに営業は終わっていた。

このあとも愛媛ナンバーのバイク旅行者たちが訪ねてきていた。それなりに有名な店らしい。

さらに別の店へ移動。
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ここも評判高い製麺所系のうどん店
「宮川」。

店に直接電話して道を聞いてやって来た。
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製麺所なので自分で丼を持ちうどん玉を湯にくぐらせてツユとネギを入れる。

つけのうどんは水に晒すのだが感覚が分からずまごついていたら、オバちゃんがやってくれた。
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やっとたどり着いて食べたうどんだが、さぬきうどん特有の固さやねばりがなかった。

オバちゃんいわく「打ち立てのだったらもっと良かったのに。父ちゃんがいれば打ち立て出せたんだけどね」、だそうな。

とりあえず満足して、移動。
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高松郊外、綾南町から坂出市にある有名なリザーバー、府中湖。

バスボートも陸っぱりバサーも多かったが、夕まずめの時間なので試してみた。

カヌー競技の設備があったり、練習しているカヌーも見かけた。
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枝木が多い場所でキャストしにくく、その上風が強くて、非常にやりにくかった。いくつもルアーやワームをロストした。

それでも バスが居そうな雰囲気はかなりあったので、しつこく試した。

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やっと釣れた。サイズは30cm弱くらい。

なんとか暗くなる前に釣れて良かった。釣れるまで試そうという気持ちだったから、粘り勝ちという感じか。2日ぶりに釣れたのでうれしかった。
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SAWAMURAバレット・ノーシンカー。
いくつもルアーやワームを試したのに、結局これで釣れた。

今までのウンコバレットより1サイズ大きめの重いワームだから、風が強くてもキャストしやすいのだ。

これにて納竿。
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その後、高松市内へ向かい、ポパイ高松店に寄った。

シーバス用のラインを求めて来たのだが、探していたものはなかった。それでもワームやフックなど小物を購入した。


 本日の釣果。
  高松郊外の野池2…0尾、府中湖…1尾。

 高松市を出て、テントを張ったままの門入ダムへ戻った。

 まる1日以上放置したままのテントは何事もなく無事だった。もちろん芝生の広場には誰もいない。夕食は何を食べたか覚えていないが、照明が消えるまでの時間を急いでカップヤキソバを食べたような気がする。

 天気予報によると、この夜から明日にかけて雨らしい。テントのフライシートを張り直し、かなりキツめにペグに固定して雨対策をした。フライシートがテントの生地に触れるとそこから水が浸入してくるのだ。

 値段がそれなりのテントはフライシートが触れないようラインが張ってあり大丈夫なのだが、このテントは3980円で購入した格安テントなのでそのような装備はない。それでも今まで数年の間、北海道から九州までの各地で、雨風をしのいで夜を過ごしてきたテントだ。

 なんとかフライシートを強めに張って、あとは天に任せて眠ることにした。

 その夜遅く、やはり雨が降り出した。

【翌日へ】

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