淡路四国遠征
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2003/4/26
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4月28日(月)

 


 門入ダムの芝生でテント泊した朝。
 やはり2日間の疲れが出たらしく、この日は早起きできなかった。

 朝から晴天。太陽が高くなって暑い。テントのフライシートを半分開けるとメッシュ地から風が入ってくるので涼しくて気持ちいい。気持ちいいので2度寝してしまった。

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すでに朝も遅い時間。

フライシートを半分上げると風が入って気持ちいい。
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前日の喧騒が嘘のように、芝生の広場には誰もいない。

これから釣りをする気になれなかったので、出かけることにした。

今日はこのまま戻らないかも知れないが、テントを張ったままで出発…。

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Webページを印刷した紙を持ってきていて、そこにあった営業時間を確認すると、まだ間に合いそうだった。

急いでやってきたのだが、駐車場は満車。

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付近の道路も路上駐車でいっぱい。仕方ないので離れた場所に路上駐車した。

県外ナンバーの車が多いことから分かるように、ここは非常に有名な店なのだ。
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長い長い行列の後ろに並んで、ひたすら待つ。待つ。待つ。
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もちろん店内も人でいっぱい。

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目的はこれ。さぬきうどんの超有名店「山越」。

ここの釜あげ卵うどん(通称かまたま)を食べにやって来たのだ。昨夏食べて忘れられない味だった。

「かまたま」と「つけ」を食べ、2つで300円くらい。

かの「さとなお」さんのページでも高い評価を受けている。
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基本的には製麺所なので、丼にうどん玉を入れてもらったあとは、つゆや具などはすべて自分で入れるセルフサービスになっている。

さぬきうどんの店にはこのような形式が多いらしい。

めいっぱい満足して、大きく移動。
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この日の釣りの目的地はここ。高知県土佐山田町の「穴内川ダム」(穴内川貯水池)。

自然がたっぷり残っていて雰囲気満点のリザーバー。昨夏、雨で短時間の釣行に終わったため、今回は一番気合い入れて来たのだが、なんと大減水していた。
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陸っぱりできるポイントはごく少なく、こんな崖の林を抜け降りてやっと水辺に出る。
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見てわかるように大幅に減水している。そのため水辺に出れば、周囲を歩くことができた。

クリアウォーターのため見えバスが多いのだが、まったく反応しない。スポーニング真っ最中のようでネストを守っているバスばかり。それに加えてよく見えるため人の気配を感じてスレてしまったらしい。
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駐車と陸っぱりがしやすい場所には人が多く、夕暮れの人が帰ったあとにしばらく試したのだが、バスらしい魚影が見えてもまったく釣れなかった。

暗くなるまでやって疲れて納竿。

このダムで翌日も釣るために、帰らないで近くで車中泊でもと考えていたのだが、釣れそうな気配がない。さて、どうしよう…。

本日の釣果。
 穴内川ダム…0尾。

 深い山奥のリザーバーのため、暗くなってからの帰り道は危険きわまりなく、ゆっくり慎重に走った。国道に出てひと心地ついてから、今夜のことを考えた。

 このままテントのある門入ダムまで戻ってもよかったのだが、せっかく離れた場所で釣行するために移動してきたのだから…と考えながら翌日の予定を検討。

 昨夏の経験からも香川県の高松郊外には野池が多く魚影も濃い。その野池に行ってみようと思い、高知県から香川県へ戻った。

 結局、香川県の中心近くまで戻り、道の駅「香南楽湯」で車中泊することにした。ここは新しい道の駅で、設備がキレイなうえに美術館のような凝った建物の温泉施設もある。しかし到着時間が遅く入浴はしなかった。

 夕食はスーパーで買ったおにぎり。疲れて何もする気が起きなかったのだ。

 ちなみに、香川周辺には「マルナカ」というスーパーマーケットチェーンの店舗がいたるところにある。ペットボトルのお茶が安かったり、おいしそうな惣菜があったり、トイレがきれいだったりして、昨夏も今回もけっこう利用している。高松市内のとある県道には数百mおきにあるのではないかというくらい店舗があった。お気に入りのスーパーだったのでマルナカの看板を見るとなんとなくうれしい。だが、似たような赤く丸い「m」の字を使った看板の店も多くあり、よく見ると「マ○○○」という紛らわしい店名だったりした。

 道の駅で。トイレ近くの駐車場に停まっていたエンジンをかけっぱなしでうるさいトラックから離れ、敷地の端のほうの駐車場に停めて車中泊にした。昨夏はあまりに暑くて車のドアを開けたまま寝たら蚊の攻撃をくらって、ほとんど眠れずつらい車中泊の思い出がある駐車場である。蚊に刺されるか暑くて汗だくになるかの選択を強いられた夜だった。幸いにも今回はまだ4月ということもあり、この夜は適温だった。

 狭く傾いたシートの上でなかなか寝付けないまま、期待して遠路はるばるやって来た穴内川ダムでまったくダメだったことが悔やまれた。

【翌日へ】

▲ウエ